菜園をはじめる

はじめてのベランダ菜園|必要なもの・注意点・おすすめ野菜

「ベランダで野菜を育ててみたい。でも、何から始めればいいの?」

私も最初はそんなところからベランダ菜園を始めました。

実際にやってみると、うまく育たなかった野菜もあれば、「こんなに簡単に収穫できるんだ」と驚いた野菜もあります。

このページでは、これからベランダ菜園を始める方に向けて、実際に育ててみて分かったことを中心に、必要な道具、始める前の注意点、初心者でも育てやすい野菜を紹介します。

難しいことは抜きにして、まずは小さく始めてみましょう。

まずはベランダをチェック

種や苗、道具を買う前に、まず確認してほしいのが「自宅のベランダが野菜づくりに向いているか」です。

特に大切なのは日当たりです。

日当たり

私自身ベランダ菜園をやってみて、日当たりの大切さをかなり感じました。

トマト、ピーマン、バジルなど、多くの野菜は日光を好みます。

南向きなど、1日に数時間しっかり日が当たるベランダなら、かなり始めやすいと思います。

ただし、日当たりがあまり良くなくても、葉ねぎやリーフレタスなど比較的育てやすい野菜もあります。

南向きのベランダでも建物や塀によって日陰になるベランダでは、台などを設置してプランターに日があたるようにすることも必要です。

意外と気をつけたいのが風です。

私の自宅は1階なので大丈夫なのですが、マンションの高層階などでは強い風が吹くことがあり、背の高くなるトマトなどは鉢ごと倒れることがあると思います。

また2階以上であれば、うちように塀の上には安全上置けないと思います。というか置かないでください。

ベランダ菜園では水やりをするため、水道からベランダまでどうやって水を運ぶかも考えておきましょう。

また、水や土が排水口を詰まらせないように注意しましょう。

うちのベランダには蛇口がないので台所からホースをつないで水やりをしています。

マンション・集合住宅のルール

避難経路や避難ハッチの上にプランターを置かないなど、管理規約を確認してから始めましょう。


最初に必要なもの

ベランダ菜園は、最初からたくさんの道具を揃える必要はありません。

基本的には、次のものがあれば始められます。

必要なものポイント
プランター野菜に合った大きさを選ぶ
野菜の苗・種初心者は苗からがおすすめ
培養土「野菜用培養土」なら簡単
じょうろ小~中サイズで十分
園芸用手袋土を扱うときに便利
園芸用ハサミ収穫や剪定に使える
支柱トマトやピーマンなどに使用
肥料野菜用のものを一つ用意

初心者なら「野菜用培養土」がおすすめ

最初から赤玉土や腐葉土などを自分で配合する必要はありません。

ホームセンターなどで売っている

「野菜用培養土」

で十分です。

肥料があらかじめ入っている商品なら、プランターに入れて苗を植えるだけなので簡単です。


苗から?種から?

初心者の方には、まず苗から始めることをおすすめします。

種から育てるのも楽しいのですが、発芽させて小さな苗を管理する必要があります。

苗なら、

苗を買う → プランターに植える → 水をあげる

というところからスタートできます。

トマト、ピーマン、バジルなどは、ホームセンターで元気そうな苗を1〜2株買って始めるだけでも十分楽しめます。

一方で、大根、はつか大根、リーフレタス、パクチーなどは種からでも比較的始めやすいです。


初心者におすすめの野菜

私が実際にベランダで育ててみた経験から、最初は**「育てやすい+料理で使いやすい」野菜**を選ぶのがおすすめです。

🌿 葉ねぎ ★★★★★

かなりおすすめです。

必要な分だけ切って、ラーメン、うどん、味噌汁などに使えます。

「ちょっとネギが欲しい」というときにベランダから取ってこられるのは、ベランダ菜園ならではの楽しさです。

種まきの目安:3〜4月・9〜10月

🥬 リーフレタス ★★★★★

初心者でも比較的育てやすく、外側の葉から必要な分だけ収穫できます。

プランターでも育てやすいので、最初の一鉢にもおすすめです。

種まきの目安:3〜5月・9〜10月

🌱 はつか大根 ★★★★★

名前のとおり比較的短期間で収穫できるのが魅力。

大きなプランターがなくても始めやすく、「種をまいて収穫する」という家庭菜園の楽しさを味わいやすい野菜です。

種まきの目安:3〜5月・9〜10月

🌿 バジル ★★★★☆

夏のベランダ菜園ではおすすめ。

パスタやピザなどに使え、必要なときに葉を摘んで使えます。

トマトと一緒に育てるのも楽しいです。

種まきの目安:4〜6月

🌶️ ピーマン ★★★★☆

苗から始めれば比較的育てやすく、長期間収穫を楽しめます。

一度に大量ではなく、少しずつ収穫できるところも家庭菜園向きです。

植え付けの目安:4〜5月

🍅 ミニトマト ★★★☆☆

家庭菜園の定番です。

自分で育てたトマトが赤くなっていくのを見るのは楽しいのですが、支柱、脇芽取り、水やりなど少し管理が必要です。

初心者でも育てられますが、最初は1株からがおすすめです。

植え付けの目安:4〜5月

🌿 パクチー ★★★★☆

パクチーが好きな人にはかなりおすすめ。

スーパーで毎回買うより、必要な分だけベランダから収穫できます。

暑すぎる時期より、春や秋のほうが育てやすいです。

種まきの目安:3〜5月・9〜10月

🥕 はつか大根・大根

大根は「ベランダでは難しそう」と思っていましたが、深さのあるプランターを使えば栽培できます。

初めてなら、大根よりも小さくて収穫まで早いはつか大根から挑戦するのがおすすめです。


最初は3種類くらいで十分

ベランダ菜園を始めると、

「トマトも育てたい」
「大根もやってみたい」
「バジルも欲しい」

と、どんどん増やしたくなります。

でも、最初からたくさん育てると、水やりや肥料、害虫対策などが大変になります。

私なら初めての方には、

① 葉ねぎ
② リーフレタス
③ はつか大根

あたりをおすすめします。

慣れてきたら、

ミニトマト → ピーマン → バジル → 大根

という感じで増やしていけば十分です。


ベランダ菜園で気をつけたい5つのこと

  1. 水のやりすぎに注意する
    「毎日必ず水をあげる」ではなく、土の状態を見て判断します。
  2. プランターを増やしすぎない
    最初は2〜3個くらいから始めるほうが管理しやすいです。
  3. 虫はどうしても来る
    ベランダでもアブラムシや青虫などはやってきます。葉の裏を時々確認しましょう。
  4. 真夏の暑さに注意する
    ベランダはコンクリートの照り返しでかなり高温になることがあります。
  5. 失敗しても気にしない
    種をまいても芽が出なかったり、途中で枯れたりすることもあります。次に植えたものが驚くほど育つこともあります。

いくらくらいあれば始められる?

大掛かりな設備は必要ありません。

プランター、培養土、苗、じょうろなど、必要最低限のものから始めれば、数千円程度からでもベランダ菜園をスタートできます。

最初から高価な道具を揃えるより、

「まず一つ育ててみる」

くらいでいいと思います。

実際に続けてみて「これは便利そう」と思ったものを少しずつ買い足していくほうが無駄がありません。


ベランダ菜園の一番の楽しみ

ベランダ菜園を続けていて感じるのは、単純に「野菜代が浮く」ということだけではありません。

朝ベランダに出て、

「昨日より大きくなったな」

と見る。

ラーメンを作ったときにネギを少し切ってくる。

パスタを作るときにバジルを摘む。

トマトが赤くなったら、その場で一つ収穫する。

そんな小さなことが意外と楽しいものです。

小さなベランダでも、野菜のある暮らしは始められます。

まずはプランター一つ、好きな野菜一つから始めてみてください。